言語処理学会第31回年次大会(NLP2025)での研究発表
言語処理学会第31回年次大会(NLP2025) において2件の研究発表を行いました. それぞれ,語り手の発話に対して,適切な傾聴応答を一意に決めるのではなく,複数の応答種類を推定し,それに基づいて多様な応答表現を生成する手法を提案した研究(田中 涼雅 & 村田 匡輝, 2025)と,会話エージェントが聴き手として語りを理解していることを示すために,大規模言語モデルを用いて語り手の発話を言い換える応答(言い換え応答)の生成可能性を検証した研究(茂木 光志 et al., 2025)になります.
2025
- 傾聴態度を示す応答の生成における表出可能な応答種類の推定とその利用言語処理学会第31回年次大会発表論文集, pp. 2697–2701, Mar 2025
- 語り手の発話の言い換えにより語りに傾聴を示す応答の生成言語処理学会第31回年次大会発表論文集, pp. 4098–4102, Mar 2025